第1回 Swift LT会で発表しました

2014-06-25(水) | -- (permalink)

はじめに

Yahoo!JAPAN様主催の第1回 Swift LT会に参加し、発表してきた。

資料

要点

「Swift中級編」と銘打ち、初見では気づきにくい側面について自分なりにまとめてみた。

Objective-Cでの開発経験があり、Swiftの特徴・メジャーな言語仕様についてある程度理解していている、そういう人を対象にしている。

そういう意味での「中級」だ。

内容から察していただける通り、「Objective-Cの動的特性にかなり愛着がある」というのが、この発表での私の立場だ。

Swiftに対する印象

自分のまだまだ短い業務経験の中で、実用的な言語の登場を目の当たりにしたのはこれがはじめてだった。

だが、別に物珍しい言語でもなんでもない。近年の実用的な言語の仕様、LLVMの進化などから言って「当然そうなるであろう」という言語だ。

実用化を強く意識しているだけに、「驚き最小の原則」が徹底されていて、ドラスティックな機能は存在しない。

あくまでアクのないベーシックな言語ではあるが、

  • 型推論
  • 失敗可能性のコンテキストを持つ多相型、Optional
  • 関数オブジェクトの容易な操作

等々、モダンで重要な機能は全部取り入れた、そういう印象が強い言語だ。

情報発信の価値について

むしろ印象的だったのは、言語そのものではなく、その広がり方だった。

  • 登場1週間を待たずして、Qiita等で大量のまとめが投稿される。
  • まとめが多すぎてまとめのまとめができる。
  • ドキュメントの日本語翻訳をはじめとするNDA違反問題で殺伐とする。

価値ある情報とは何なのだろうか。誰かの権利を侵害しない情報とはなんなのだろうか。

散々悩んだ結果、こういう内容になった。

そういうこともあって、今の自分の立ち位置・スキルを強く反映した内容になったと思う。

その他

Slide Shareをやめて、Speaker Deckにしてみた。いいですね、Speaker Deck。

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